- 2009年3月31日 09:28
- 映画
ヴェニスの商人(2004年 米・伊・英・ルクセンブルグ)
→★★★☆
Amazon.co.jp紹介文より
16世紀、ヴェニスの貿易商アントーニオ(ジェレミー・アイアンズ)は友人バッサーニオ(ジョセフ・ファインズ)が大富豪ポーニャ(リン・コリンズ)に求婚するための資金を得るため、ユダヤ人の高利貸シャイロック(アル・パチーノ)から金を借りる。しかしシャイロックはその担保としてアントーニオの身体の肉1ポンドを要求した…。 シェークスピアの名作戯曲を『イル・ポスティーノ』などの名匠マイケル・ラドフォード監督が映画化。特にシャイロックのキャラクターにユダヤ人差別の悲劇を代弁させ、しかし慈悲を重んじるユダヤ教の教えを破った彼に罪を与えるという解釈は、そもそも喜劇として初演された劇の根幹が悲劇に他ならなかったことを訴える。アントーニオらヴェニス側の人物たちの偽善も逃さず、さらには指輪をめぐる女たちのしたたかさにもぞくっとさせるものがあった。名優ぞろいのキャスティングで、やはり注目すべきはアル・パチーノ。彼のシャイロックは完全に従来のイメージを打破する秀逸なものであった。(増當竜也)
当たり前かもしれなけれど、戯曲っぽい。なんというか、見ながら、舞台で演じられてる様子を安易に想像できてしまうんですね。正解の箱を当てる問い、裁判のどんでん返し、試される愛など、観客を飽きさせない、それでいて鑑賞後に残るなんともいえない心のざわめき。400年以上も前に、このような話が舞台で演じられていたと思うと、改めてシェイクスピア作品の凄さを感じられます。
内容的には目新しいものはないんですが、時代背景と、戯曲の再現ということで☆追加。
戯曲って細かい描写がないから、読むの辛いのよね。自分で演出しながらイメージして読むのは疲れる…。戯曲は読むものでなく、見るものですね。
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